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 環境省、市町村除染に関する国と4市の勉強会中間報告を公表

発表日:2014.08.01


  環境省は、市町村除染に関する国と4市(福島市、郡山市、相馬市、伊達市)の勉強会中間報告を公表した。これは、4市からの要望を受け開催した事務方レベルの勉強会、及び除染に関する有識者との意見交換会の内容を「除染・復興の加速化に向けた国と4市の取組」の中間報告として取りまとめたもの。構成は、1)現状と課題、2)これまでの知見や新たにわかってきたこと、3)これまでに除染に関して政府が示した方針、4)目指す方向、5)基本的な考え方、6)具体的な取組」となっている。そのうち、基本的な考え方として、「個人の被ばく線量に着目した放射線防護の充実」、「リスクコミュニケーションの充実」、「これまでの知見を踏まえた除染の実施(個人の被ばく線量を勘案した除染の実施、除染実施計画の早期完了に向けた効果的な除染によるスピードアップ)」、「環境回復・復興に向けた不安解消・放射線防護対策の総合的な推進」の項目を挙げている。それぞれの項目は、個人線量を重視して放射線防護やリスクコミュニケーション等を検討・実施していくこととしている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 環境省 | 伊達市 | 郡山市 | 被ばく線量 | 放射線 | 除染 | 福島市 | リスクコミュニケーション | 相馬市
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