さいたま市と本田技研工業(株)は、超小型電気自動車(EV)によるワンウェイ型カーシェアリングを、平成26年10月から実施すると発表した。両者及び(株)本田技術研究所で構成する「さいたま市小型電動モビリティ利活用推進協議会」では、平成25年6月に国土交通省から「超小型モビリティ導入促進事業」の認定を受け、超小型モビリティの社会への導入に向けた課題と効果の検証、認知度向上、社会実験に取り組んでいる。今回、同事業の一環として、大宮駅周辺において新たな交通システムの可能性を検証するため、目的地のカーステーションで乗り捨て可能なワンウェイ型カーシェアリングを実施する。大宮駅周辺を中心に34ヶ所にカーステーションを設置し、合計9台の超小型EVを運用。利用にはスマートフォン及び交通系ICカード等を活用する。同事業により、移動距離の少ない都市部における小型電動モビリティの活用方法やニーズのさらなる探索を行う。実施期間は、平成26年10月1日から11月30日までの7ヶ月間。