(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、インド・ハリヤナ州パニパットにおいて、配電会社が抱える課題の解決に貢献するスマートグリッド関連技術の実証に向けた事前調査等を開始すると発表した。インドでは、経済成長に伴い電力需要が増大する中、インフラ整備の遅れから慢性的な電力不足、長時間停電、盗電・電力メーター改ざん等が問題となっており、スマートメーター等スマートグリッド関連技術の導入による配電設備・システムの拡充が喫緊の課題となっている。今回実施する調査では、パニパット市内の一部の顧客にスマートメーターを設置し、SCADAと呼ばれる監視制御システムで、スマートメーターのデータ収集や監視・制御を行い、1)ピークロード低減技術、2)配電系統監視・制御技術、3)盗電・電力メーター改ざん・料金徴収漏れ等の配電ロス低減技術、の実証を行う。また、同調査と併せて行う「キャパシティ・ビルディング事業」では、日本の配電システムの運用ノウハウ等の提供を行うという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | インド | スマートグリッド | 配電 | スマートメーター | スマートコミュニティ |
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