栃木県は、鬼怒川上流流域下水道 県央浄化センターにおいて、消化ガス発電を平成27年2月1日から開始すると発表した。県央浄化センターの処理工程で発生する消化ガス(メタン等:年間130万立方m)は、大部分が利用されずに燃焼処理されていた。同県では、この消化ガスを有効利用するため、平成24年度から消化ガス発電事業に着手。再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用した下水処理場における新設の消化ガス発電としては、全国で初めて、経済産業大臣の設備認定を取得した。今回、消化ガス発電設備が発電開始することにより、同センターの維持管理費の削減や下水処理における環境負荷の低減が図られる。年間計画発電量は約250万kWhで、発電した電力は、全量を電力事業者へ売電するという。なお、事業期間は、平成47年1月末までの20年間である。
情報源 |
栃木県 報道発表資料
栃木県 流域下水道事業における再生可能エネルギーの利活用について(PDF) 栃木県 報道発表資料 栃木県 流域下水道における消化ガス発電設備等の整備状況について |
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機関 | 栃木県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 下水処理 | 環境負荷 | 下水道 | 消化ガス | 固定価格買取制度 | バイオガス発電 | 栃木県 |
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