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 栃木県、下水処理場における消化ガス発電を開始

発表日:2015.03.31


  栃木県は、鬼怒川上流浄化センター及び巴波川浄化センターにおいて、消化ガス発電を平成27年4月1日から開始すると発表した。下水処理場(浄化センター)では、これまで利用されずに焼却処理されていた消化ガスを積極的に活用し、持続的発展が可能な循環型社会の形成に寄与するとともに、下水処理場の維持管理に係る費用等の軽減を図るため、鬼怒川上流浄化センター及び巴波川浄化センターにおいて、平成25年度から消化ガス発電事業に着手し、整備を進めてきた。今回、消化ガス発電設備が発電開始することにより、各浄化センターの維持管理費の削減や下水処理における環境負荷の低減が図られる。年間計画発電量は鬼怒川が約160万kWh、巴波川が約290万kWhとなる。なお、鬼怒川上流流域下水道 県央浄化センターでは、平成27年2月1日から消化ガス発電を開始しており、今回発電を開始する浄化センターを含め計3箇所で消化ガス発電を実施している。

情報源 栃木県 報道発表資料
栃木県 流域下水道における消化ガス発電設備等の整備状況について
機関 栃木県
分野 地球環境
キーワード 環境負荷 | 循環型社会 | 下水処理場 | 消化ガス | バイオガス発電 | 栃木県
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