京都市は、「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト」について、新たに2件の追加認定を行ったと発表した。同市では、平成26年3月に策定した「京都市生物多様性プラン」に基づき、京都の祭りや文化を支えてきた生きものの保全・再生のため、活動する団体の取組を認定し、必要に応じて技術的な支援のための専門家を派遣する「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」を平成26年9月16日に創設した。これまでに5件の認定を行っている。今回、以下の2件を認定した。1)NPO法人伏見クラブ:京都の伝統行事に欠かせないフタバアオイ等の植栽、2)(株)松栄堂:京都周辺部の自生地から入手した稀少植物の育成・保護及び当該植物の店頭公開。今後、必要に応じて技術的な支援のための専門家を派遣するという。