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 環境省、「国立・国定公園内における大規模太陽光発電施設設置のあり方に関する基本的考え方」を公表

発表日:2015.02.19


  環境省は、「国立・国定公園内における大規模太陽光発電施設設置のあり方に関する基本的考え方」を公表した。近年、導入量が増加している太陽光発電は、国立・国定公園内においても導入の検討が行われている。特に、大規模発電容量の施設を設置するには、広大な敷地を必要とする点などの形態的な特性を踏まえ、景観や動植物への影響に配慮し自然環境との調和を図るために、自然公園法上の審査の考え方を整理することが必要となっている。今回取りまとめたのは、大規模太陽光発電施設の自然公園内への設置に係る審査の考え方を明確化するにあたっての基本的な考え方を整理したもの。国立・国定公園を重要自然地域として認識して対応すべきであること、具体的には景観や生物多様性の保全のために自然草地等や樹林地については立地から除外すべきであること、などが示されている。同省では今後、今回の基本的考え方に基づいて自然公園法施行規則の改正やガイドラインの策定を行い、大規模太陽光発電施設の設置に係る審査の考え方をより明確にするという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
自然環境
キーワード 太陽光発電 | 生物多様性 | 環境省 | 自然環境 | 景観 | 国立公園 | 自然公園法 | 動植物 | 国定公園
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