名古屋市は、「名古屋市版レッドリスト2015」を公表した。同市では、絶滅のおそれのある野生生物への理解を深めるとともに、適切な配慮を促すことを目的として、レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を作成している。今回のレッドリストは、「レッドデータブックなごや2010-2004年版補遺-」に掲載されたレッドリストを改訂したもの。掲載種は707種で、そのうち絶滅のおそれのある種(絶滅危惧種)は43種追加の388種となった。主な増加要因は、開発などの人為圧力による生息・生育環境の悪化、植生遷移の進行による生息・生育環境の変化、調査の進展による新たな種の追加、レッドリストへのコケ植物の追加、としている。同市では、平成27年4月末に、今回のレッドリストに掲載された種ごとに生息・生育状況や、減少要因などを解説したレッドデータブックを公表する予定という。
情報源 |
名古屋市 報道発表資料
名古屋市 報道発表資料(PDF) 名古屋市 「名古屋市版レッドリスト2015」について 名古屋市 「レッドデータブックなごや2015」 |
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機関 | 名古屋市 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 野生生物 | 絶滅危惧種 | 名古屋市 | レッドリスト | 生息環境 | 植生 | 動植物 | レッドデータブック |
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