東京都は、「東京都の保護上重要な野生生物種(島しょ部)解説版」(レッドデータブック東京2014)を作成したと発表した。これは、東京都(島しょ部)の希少な動植物のリストである「東京都の保護上重要な野生生物種(島しょ部)~東京都レッドリスト~」掲載種の解説文と写真を記したもの。解説として、「形態・生態」、「分布の概要」、「生育環境・生息環境」、「生存に対する脅威や保全上の留意点」等、希少種保全に役立つ情報を掲載している。主な掲載種は、1)小笠原諸島父島の固有種のひとつであるムニンノボタン(小笠原諸島絶滅危惧ⅠA類)、2)聟島(むこじま)列島での繁殖が期待されるアホウドリ(小笠原諸島絶滅危惧ⅠA類)、3)生息環境の悪化により絶滅に瀕しているオガサワラシジミ(小笠原諸島絶滅危惧ⅠA類)である。都では、島しょ部では見ることが難しくなった動植物を写真で確認することができるため、希少種の保全策検討の参考になることが期待されるとしている。
情報源 |
東京都 報道発表資料
東京都 レッドデータブック |
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機関 | 東京都 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 小笠原諸島 | 東京都 | 野生生物 | 絶滅危惧種 | 希少種 | レッドリスト | 保全 | 島しょ | レッドデータブック |
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