相模原市は、「相模原市水とみどりの基本計画改訂版=生物多様性さがみはら戦略=」を策定したと発表した。同市では、緑地の保全や緑化の推進、水辺環境づくりなどの取組を効率的かつ計画的に進めるため、「水とみどりの基本計画」を平成22年3月に策定した。今回、同計画において、計画内容の進捗や実施事業などを点検するとともに、社会動向などを勘案し、必要に応じて計画の見直しを行うこととしていることから、中間年次に当たる平成26年度に見直しを行った。また、同計画における多くの施策が生物多様性の保全に寄与していることから、生物多様性基本法に基づく生物多様性地域戦略を同計画に位置付けた。生物多様性の理解に関する取組や、生物多様性の保全を支える仕組みづくり、生物多様性に関する情報の収集・蓄積などの取組を展開することにより、生物多様性の保全を推進し、これまでの施策を効果的・効率的に推進することとなった。なお、計画期間は、平成27年度から平成31年度までである。