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 国環研、「被災地の環境回復と創生のための災害環境研究Q&A 2015」を発刊

発表日:2015.05.18


  国立環境研究所は、「被災地の環境回復と創生のための災害環境研究Q&A 2015」を発刊した。同研究所では、東日本大震災の直後から、大震災による環境汚染と環境の回復に関する研究を「災害環境研究」と位置づけ研究活動を続けている。今回発行したのは、最新の研究成果について一目で把握できるようにQ&A形式で構成したもの。主なトピックは以下の通り。1)ごみ焼却時の放射性セシウムの灰への移行、2)ごみ焼却によって出た灰に含まれる放射性セシウムの量の変化、3)大量にある汚染廃棄物の放射能を短時間に測定する方法、4)放射性セシウムの森林での移動、5)河川からの放射性セシウムの流出、6)東日本大震災後、福島県の水辺の生き物の変化、7)原発事故による植物への放射線の影響、8)被災地の復興支援を進めるために必要な地域情報の収集、9)災害廃棄物処理の円滑化。同研究所では今後も、定期的な発刊を予定している。

情報源 国立環境研究所 報道発表
国立環境研究所 災害環境研究Q&A
機関 国立環境研究所
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
自然環境
水・土壌環境
キーワード 焼却灰 | 森林 | 国立環境研究所 | 災害 | 河川 | 廃棄物 | 水生生物 | 福島県 | 放射性セシウム | 東日本大震災
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