(独)国立環境研究所は、「災害環境研究サマリー2014~被災地の環境回復と創生のために~」を発刊した。同研究所では、東日本大震災の直後から、大震災による環境汚染と環境の回復に関する研究を「災害環境研究」と位置づけ研究活動を続けている。今回発行したのは、最新の研究成果について、行政担当者や研究者に役立つ情報・方法・提案などを一目で把握できるように構成したもの。主な研究成果は以下の通り。1)焼却施設における放射性セシウムの挙動、2)都市ごみ焼却・下水処理等への放射性セシウムの流入と汚染推移、3)汚染廃棄物の放射能分析の精度、4)森林域における放射性セシウムの挙動、5)河川流域での放射性セシウムの移動と集積、6)福島県における震災後の水辺の生き物の変化、7)福島県における放射線による植物影響、8)被災地の復興支援を進めるための地域情報、9)災害廃棄物の処理の円滑化。同研究所では今後、年1回の発刊を予定している。
情報源 |
(独)国立環境研究所 報道発表
(独)国立環境研究所 災害環境研究サマリー |
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機関 | (独)国立環境研究所 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 森林 | 国立環境研究所 | 災害 | 河川 | 廃棄物 | 水生生物 | 福島県 | 放射性セシウム | 東日本大震災 | 環境回復 |
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