環境省は、平成27年度「環境配慮型融資促進利子補給事業」の実施に当たり、基金設置法人である公益財団法人日本環境協会が、事業に参加する金融機関の公募を開始したと発表した(公募期間:平成27年5月22日~10月30日17時必着)。同事業は、金融機関が行う環境配慮型融資のうち地球温暖化対策のための設備投資に係る融資に対し、その利息の一部を利子補給することにより、地球温暖化対策のための設備投資を促進し、二酸化炭素の排出削減を推進することを目的としている。今回、環境配慮型融資を実施する金融機関を公募する。利子補給の対象となる環境配慮型融資とは、「経営全般事項」「事業関連事項」「環境パフォーマンス事項」の3事項により審査及び評価を行い、その評価結果によって金利を変更する融資制度。採択された金融機関は順次、日本環境協会のホームページに掲載されるという。