環境省は、化学物質の内分泌かく乱作用に関し、平成28年度以降の研究課題候補として、平成27年度のフィージビリティースタディー(実現可能性調査)を公募すると発表した(応募受付期間:平成27年6月9日~7月10日)。今回の募集では2つの研究分野があり、そのうち「野生生物の生物学的知見研究」では、1)野生生物において認められた個体(群)の変化やその前兆(行動の変化を含む)について化学物質ばく露の関連性を把握する研究、2)化学物質ばく露が原因として疑われる野生生物における異変のメカニズムを実験的に検討・検証する研究、が研究課題となっている。また、「化学物質の内分泌かく乱作用に関する基盤的研究」では、1)個体レベルでの有意な変化と細胞・分子レベルでの変化との関連性を把握する研究、2)化学物質による内分泌かく乱作用を(既存の、または新たな)リスク評価及びリスク管理手法に組み込むことを目的とした研究、が研究課題として挙げられている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 環境省 | 野生生物 | 内分泌かく乱 | 曝露 | リスク管理 | リスク評価 | 個体群 | 細胞 | 分子 |
関連ニュース |
|