環境省は、「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM)国内実施計画の進捗状況について」を公表した。SAICMは、「予防的取組方法に留意しつつ、透明性のある科学的根拠に基づくリスク評価手順と科学的根拠に基づくリスク管理手順を用いて、化学物質が、人の健康と環境にもたらす著しい悪影響を最小化する方法で使用、生産されることを2020年までに達成する」との国際目標(WSSD2020年目標)の達成に向け、2006年の第1回国際化学物質管理会議(ICCM1)で採択された国際戦略及び行動計画。これを受け、SAICM関係省庁連絡会議を設置し、2012年9月にSAICM国内実施計画を策定した。今回、実施計画の策定から平成26年度までに取り組まれた施策について、関係府省の自主的な点検結果をふまえ、実施計画の点検結果を取りまとめた。今後は、2015年9月に開催されるICCM4にて情報発信するとともに、ICCM4での議論等を踏まえ、関係省庁が連携して、包括的な化学物質対策の確立と推進に向けた取組を引き続き進めていくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質管理 | 化学物質 | SAICM | 環境省 | 行動計画 | 実行計画 | リスク管理 | リスク評価 | ICCM | WSSD |
関連ニュース |
|