環境省は、「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応-EXTEND2010-」を公表した。同資料は、平成17年3月に策定した「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について-ExTEND 2005-」を、近年の米国やEU、OECD(経済協力開発機構)などの動向を踏まえて改定したもの。今回の改定では、「ExTEND 2005の枠組みを基本的に踏襲しつつ、必要な改善を加えながら、内分泌かく乱作用に関する検討を発展的に推進する」ことなどを基本的な考え方として、1)野生生物の生物学的知見研究及び基盤的研究の推進、2)試験法の開発及び評価の枠組みの確立、3)環境中濃度の実態把握及びばく露の評価、4)作用・影響評価の実施(5年間で100物質程度を目途として検討対象物質の選定を行う等)、5)リスク評価及びリスク管理、6)情報提供等の推進、7)国際協力の推進、が具体的方針として掲げられた。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | OECD | 環境省 | 野生生物 | 内分泌かく乱 | 曝露 | リスク評価 | EXTEND2010 | EXTEND2005 | 影響評価 |
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