文部科学省は、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(新技術シーズ創出)の平成27年度戦略目標を決定したと発表した。同事業は、トップダウンで定めた戦略目標・研究領域において、組織の枠を超えた時限的な研究体制を構築し、イノベーション指向の戦略的基礎研究を推進する制度。今回、平成27年度の戦略目標として、1)新たな光機能や光物性の発現・利活用による次世代フォトニクスの開拓、2)微小エネルギーの高効率変換・高度利用に資する革新的なエネルギー変換機能の原理解明、新物質・新デバイスの創製等の基盤技術の創出、3)多様な天然炭素資源を活用する革新的触媒の創製、4)気候変動時代の食料安定確保を実現する環境適応型植物設計システムの構築、の4件を決定した。今後、JSTにおいて、戦略目標の達成に最適な研究領域及び研究総括を選定し、6月から研究課題の公募を開始する予定。
情報源 |
文部科学省 報道発表
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機関 | 文部科学省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 気候変動 | 科学技術振興機構 | 触媒 | JST | 文部科学省 | 植物 | 戦略的創造研究推進事業 | 戦略目標 | エネルギー変換 |
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