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 大阪府、「大阪府ビル省エネ度判定制度」を開始

発表日:2015.06.30


  大阪府は、全国で初めて建物の省エネ性能を簡易に見える化できる「大阪府ビル省エネ度判定制度」を創設したと発表した。建築物関連のエネルギー消費は、全電力消費の7割、全エネルギー消費の3分の1を占めており、建物の省エネ化をすすめることが重要である。こ今回の制度は、ビルオーナー等の建物所有者が大阪府ホームページより「大阪府省エネ度判定システム」をダウンロードし、無料で建物の省エネ性能を「設計」及び「運用」の両面から判定及び把握する事ができる制度。また、一定以上の省エネ性能を有する建物に対しては、申請に応じて、大阪府がシステムによる省エネ度を認証する。認証基準は、1)現に使用実態のある延べ面積2,000平方m以上の建物であること、ただし工場と住宅は除く、2)判定システムによる評価結果が総合評価B+以上であること、または省エネ改修後の評価結果が総合評価B+以上であること。同府では、同制度の活用が、ビルの省エネ度の判定、さらには省エネに取り組むきっかけになることを期待している。

情報源 大阪府 報道発表資料
大阪府 大阪府ビル省エネ度判定制度
機関 大阪府
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 大阪府 | ビル | 建築物 | 見える化 | エネルギー消費量
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