ダイキン工業(株)は、低負荷時の運転効率を向上し、年間の消費電力を大幅に削減した「ビル用マルチエアコンのハイグレードモデル」について、モデルチェンジし、2016年4月20日より発売すると発表した。近年、業務用途のエネルギー消費量が増加傾向にあり、省エネ対策の強化が叫ばれるなか、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)への動きは、海外先進国と同様に日本でも加速している。2020年までには新築公共建築物等で、2030年までには新築建築物の平均でZEBを実現するロードマップが公表されており、ビル設備において消費エネルギーの約5割を占める空調機の大幅なエネルギー消費量削減が求められている。今回発売する製品では、冷媒回路の見直しによりさらに効率を向上させ、業界トップの省エネ性(APF6.2)を達成した。デシカント方式の調湿外気処理機と組み合わせることで、従来の空調換気システムに対して消費エネルギーを60%削減し、ZEBの実現に貢献できるという。
情報源 |
ダイキン工業(株) ニュースリリース
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機関 | ダイキン工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | ビル | ダイキン工業 | 空調 | 冷媒 | ZEB | マルチエアコン | APF | エネルギー消費量 |
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