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 農水省、「平成25年度野菜中のダイオキシン類の実態調査」の結果を公表

発表日:2015.07.01


  農林水産省は、平成25年度に実施した野菜等に含まれるダイオキシン類の実態調査の結果を公表した。同省では、「ダイオキシン対策推進基本指針」(平成11年3月)及び「食品の安全性に関する有害化学物質サーベイランス・モニタリング中期計画」(平成18年4月)に基づき、農畜水産物中のダイオキシン類濃度の実態調査を実施している。今回は環境影響を受けやすいと考えられる露地栽培の非結球葉菜類等(ほうれんそう、こまつな等)を前回調査した平成22年度の調査結果と比較したところ、統計的に有意な差は見られなかった。また、野菜からのダイオキシン類摂取量をダイオキシン類濃度が高い品目を用いて推定した結果、耐容一日摂取量の百分の一未満となり、野菜類から摂取されるダイオキシン類による健康リスクは小さいと考えられるという。同省では、引き続き農畜水産物中のダイオキシン類の経年変化を見るため、中期計画に基づき、継続して農畜水産物の実態を調査する予定。

情報源 農林水産省 報道発表資料
機関 農林水産省
分野 健康・化学物質
キーワード モニタリング | ダイオキシン | 農林水産省 | 安全性 | 食品 | 健康影響 | 実態調査 | 農産物 | 野菜
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