農林水産省は、食品中の有害化学物質の含有実態調査の結果をまとめたデータ集(平成27~28年度)を公表した。同省では、食品の安全性を向上させるための措置の検討に必要な情報を得るため、農畜水産物・加工食品中の有害化学物質の含有実態を調査している。平成27、28年度は、麦類中のかび毒や加工食品中のアクリルアミド、トランス脂肪酸等17種類の有害化学物質について食品中の含有実態を調査した(調査点数:約1万3千点)。その結果、食品中の有害化学物質の濃度は、過去の調査と比較して、下がっている又は低い状態を維持していることを確認した。これは、生産者や事業者による低減に向けた対策の効果があらわれたためと考えられる。同省では、引き続き、計画的に食品中の化学物質の含有実態を調査し、生産者や事業者と連携して、現場での低減に向けた取組を支援するという。
情報源 |
農林水産省 報道発表資料
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機関 | 農林水産省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 農林水産省 | 安全性 | 農薬 | リスク管理 | 有害化学物質 | 食品 | 実態調査 | 農畜水産物 | 加工食品 |
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