環境省は、「化学物質の人への曝露量モニタリング調査」の平成26年度調査結果をまとめたパンフレット「日本人における化学物質のばく露量について」を作成したと発表した。同調査は、ダイオキシン類をはじめとする化学物質の蓄積量や摂取量を明らかにするため、平成14年度から平成22年度まで実施した「ダイオキシン類の人への蓄積量調査」を踏まえ、血液、尿、食事における様々な化学物質の濃度を測定するもの。平成24年度からは、国民への平均的な放射性物質の影響を明らかにするため、血液、尿、食事における、放射性物質の濃度を測定している。今回、平成26年度のダイオキシン類、重金属類の血液中濃度は、他の調査結果と同じ程度の濃度で、耐容一日摂取量(TDI)・耐容摂取量を超過しなかった。また、放射性物質のセシウム134及びセシウム137は血液・尿・食事のいずれからも検出されなかったが、カリウム40は血液・尿・食事とも全ての検体で検出されたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 ダイオキシン類対策 |
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | ダイオキシン | 環境省 | 重金属 | 調査 | 放射性物質 | 蓄積量 | パンフレット | 血液 | 曝露量 |
関連ニュース |
|