三菱重工業(株)は、同社グループの三菱重工舶用機械エンジン(株)が、デンマークの海運会社マースクライン向けに主機排熱回収システム11隻分を受注したと発表した。これは、韓国の大宇造船海洋から受注したもので、マースクラインが建造する超大型コンテナ船に搭載される。同システムは、舶用エンジンの排ガスを最大限に回収・利用して電力を発生させる同社独自の舶用システム。排ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせ、それらを最適制御することで、広い運転域からの排熱を回収して燃費効率を高めるとともに、環境負荷低減にも貢献できる。今回の受注により、同システムを2010年に市場投入して以来、受注累計は87隻分となったという。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱重工業(株) 三菱重工舶用機械エンジン(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃費 | エンジン | 船舶 | 環境負荷 | 三菱重工業 | タービン | デンマーク | 排熱回収 | 排ガス | 蒸気 |
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