三菱重工業(株)は、韓国のDS Power社が京畿道烏山市に建設する、天然ガス焚き熱併給発電設備(CHP)向けに、ガスタービンや蒸気タービンなどを受注したと発表した。烏山CHPは、韓国の急増する電力需要に応えるとともに、新興住宅地向け地域暖房用温水を供給するもので、ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備からなる。GTCC発電は、化石燃料を使用した最もクリーンかつ高効率な発電設備で、ガスタービンでの発電に加え、その高温排ガスを利用して蒸気タービンでも発電ができるのが特徴で、高い燃費効率でエネルギーの有効利用と環境負荷低減に貢献できる。今回のGTCC発電設備は、ガスタービン1基、蒸気タービン1基、発電機2基、排熱回収ボイラーなどで構成され、運転開始は2016年3月の予定という。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱重工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | コンバインドサイクル発電 | 環境負荷 | 三菱重工業 | 化石燃料 | ガスタービン | 韓国 | 排ガス | 蒸気 | GTCC | 熱併給 |
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