三菱電機(株)は、ビジネスユースの液晶ディスプレイとして、消費電力を大幅に削減した17型・19型SXGA対応の液晶ディスプレイ(形名:RDT1710LM,RDT196LM)を2009年1月9日から発売すると発表した。現在、一般のオフィスでのCO2排出量はOA化の進展等により、京都議定書の基準年(1990年)と比べて増加傾向にあり、電力消費量削減が急務とされている。同社は今回、低消費電力液晶パネルの採用により、同社従来品と比較し、消費電力を17型では約26%、19型では約30%削減し、待機電力も回路設計の見直しにより、スリープモード時で17型0.5W以下、19型0.6W以下、オフモード時で17型、19型ともに0.35W以下を達成。通常使用時、待機時ともに消費電力低減に貢献する。また、電力メーター画面でその低減効果をリアルタイムに確認できるため、ユーザーが電力低減の意識を持ちやすくなるという。