富山県は、英日対訳版パンフレット「とやまの環境2016」を作成したと発表した。これは、2016年6月に開催されるG7富山環境大臣会合に向けて、富山県の環境に関する特色や政策などをPRするため、作成されたもの。水害の克服や公害の防止などの環境に関する歴史、再生可能エネルギーの導入や自然環境の保全等の政策について、英語と日本語で紹介している。主な構成は以下のとおり。1)富山県の姿(地形、気候)、2)自然との共生、水害の克服(立山砂防)、3)公害の防止(イタイイタイ病)、4)再生可能エネルギーの積極的な導入、5)豊かな森、水資源の保護(水と緑の森づくり)、6)全国に先駆けたレジ袋の削減、7)立山の貴重な自然の保全、8)ライチョウの保護、9)国際環境協力(国連、北東アジア地域等との連携)。同県では、海外からの来県者をはじめ、G7富山環境大臣会合関連の国際会議等の行事で配布するという。