経済産業省は、平成27年12月8日に、ベトナムにおける「グリーンホスピタル促進プロジェクト」について、二国間クレジット制度(JCM)プロジェクトとしての登録手続きが完了したと発表した。今回登録されたプロジェクトは、2013年にJCMを開始して、経済産業省による新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を通じた実証事業として初のプロジェクト登録となるもの。ベトナムのハノイとホーチミンの国営病院に、高効率性能のインバーターエアコンを設置し、それらを最適に制御するエネルギー・マネジメント・システム(EMS)を用いた技術実証を行う。また、同時に病院内の空気の質の改善も同時に行い、「グリーンホスピタル」の確立・促進を目指す。病院全体での省エネ効果は35%で、GHG排出削減量は574t-CO2/年を見込んでいる。今後は、同事業で導入したインバーターエアコンの性能評価を通じて、CO2排出削減量のモニタリングを行うとともに、JCMのルールに基づき、JCMクレジットの発行を行うという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 経済産業省 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | ベトナム | エネルギーマネジメントシステム | GHG | EMS | 二国間クレジット | JCM |
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