(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ベトナムの病院において、病院全体の省エネ化に向けたエネルギー・マネジメント・システム(EMS)の実証を開始すると発表した。同事業は、高効率性能のインバーターエアコン約1,000台を、ハノイとホーチミンの国営病院2カ所に導入。エアコン間の連携運転技術を開発・導入することにより、病院全体の空調の高効率化を図り、約35%の省エネ効果を見込んでいる。また、換気の適正化による院内空気質の改善を行い、「グリーンホスピタル」の確立、促進を目指す。さらに、二国間クレジット制度(JCM)を活用して、一年間のモニタリング期間を設け、長期的なCO2削減効果、省エネルギー効果についても検証し、JCMのプロジェクト登録や排出削減効果の認定等を目指すという。実施期間は、2014年8月から2015年度の2年間である。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
|
---|---|
機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | エアコン | ベトナム | エネルギーマネジメントシステム | EMS | 二国間クレジット | JCM |
関連ニュース |
|