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 三菱電機(株)など3社、ベトナムで二国間クレジット制度実証事業を実施

発表日:2014.01.27


  三菱電機(株)三菱商事(株)および三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)の3社は、ベトナムで二国間クレジット制度(JCM)実証事業を実施すると発表した。同事業は、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の地球温暖化対策技術普及等推進事業の一つで、ハノイとホーチミンの国営病院に高効率のインバーターエアコンを約1000台導入し、病院全体の省エネ化、それを実現するためのエアコン運転技術のシステム化を目的とするもの。同事業では、複数台のインバーターエアコンを効率的に連携制御するエネルギーマネジメントシステム(EMS)を開発する。また、換気に伴う熱損失を低減する全熱交換器も同時に導入し、温室効果ガス排出削減効果や省エネルギー効果などについて、技術・システムの有効性を実証するとともに、国営病院における省エネの推進と院内空気質の向上を図る。なお、ベトナムと日本はJCMに合意しており、今回の事業はJCMの手続き(妥当性確認、登録、排出削減量のモニタリング・報告、検証まで)を活用し推進するもの。実施期間は平成26年1月から平成28年2月までの予定。

情報源 三菱電機(株) ニュースリリース(PDF)
三菱商事(株) ニュースリリース
機関 三菱電機(株) 三菱商事(株) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 温室効果ガス | 三菱電機 | 三菱商事 | 実証 | ベトナム | EMS | 二国間クレジット | JCM | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
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