環境省は、(仮称)上勝・神山風力発電事業に係る環境影響評価準備書について、平成27年12月18日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)ユーラスエナジーホールディングスが、徳島県勝浦郡上勝町、名西郡神山町及び名東郡佐那河内村において、最大で総出力39,100kW(2,300kW級×最大17基)の風力発電設備を新設するもの。対象事業実施区域の周辺では、クマタカをはじめとする希少猛禽類等の生息が確認されている。また、対象事業実施区域には長距離自然歩道である「四国のみち」等が含まれている。今回の環境大臣意見では、1)クマタカ等重要な鳥類の衝突等重大な影響が認められた場合の追加的な環境保全措置、2)「四国のみち」における自治体等との協議の上での迂回路の新設及びコースの整備、3)地形の改変に伴う多量の発生土の抑制、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 自然環境 大気環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 徳島県 | 騒音 | 環境影響評価 | 自然歩道 | 環境大臣意見 | 猛禽類 | ユーラスエナジーホールディングス |
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