環境省は、第三次循環型社会形成推進基本計画(循環基本計画)の進捗状況の第2回点検結果について公表した。第三次循環基本計画では、中央環境審議会は、毎年度、計画の着実な実行を確保するため、計画に基づく施策の進捗状況の評価・点検を適切に行うとされている。今回の点検結果では、以下が指摘された。1)日本におけるものの流れ(物質フロー)に係る指標のうち、循環利用率及び最終処分量は長期的に向上傾向にあるが、資源生産性の目標の達成は厳しく、要因分析を行い、目標達成に向けた有効な取組に繋げていく必要がある、2)目標を有する取組指標のうち、一般廃棄物の減量化、循環型社会ビジネスの市場規模拡大、循環型社会に関する意識・行動は目標の達成が厳しい状態で、更なる取組が必要である、3)2Rの取組推進、リサイクルの徹底、環境配慮設計推進、循環資源原料利用の製品需要拡大、有用金属情報の共有、各主体のネットワーク化・プラットフォーム化、国際資源循環の推進、SDGsの達成等に向けた取組等が重要である。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 循環型社会 | リサイクル | 環境省 | 環境配慮 | ビジネス | 減量化 | 基本計画 | 循環資源 | 資源生産性 | 2R |
関連ニュース |