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 鹿児島県、バイオマスのエネルギー利用に関する取組方針等を策定

発表日:2016.03.30


  鹿児島県は、「バイオマスエネルギー利用に向けた取組方針」及び「メタン発酵ガス化発電等の導入にあたって留意すべき事項」を公表した。これらは、鹿児島県の農林水産業の特性を生かしたバイオマスのエネルギー利用を図り、湿潤系バイオマス(家畜のふん尿や焼酎かす等の食品残渣等)の変換利用の具体像を示すために策定されたもの。バイオマスのエネルギーの利用に向けて、先進事例の分析などを行い、メタン発酵ガス化発電の技術的なメリットを踏まえて、副産物(メタン、排熱、二酸化炭素、消化液など)の多段階利用の可能性を検討し、固定価格買取制度を活用ながら地域が一体となった取組を進めることなどがまとめられている。また、原料の安定確保や排熱・二酸化炭素の高度利用、消化液の適正利用・処理などにおける留意事項を整理し、市町村や事業者等の理解促進などに努め、具体的な事業計画に対する必要な助言等を行い、事業化を支援するという。

情報源 鹿児島県 「バイオマスエネルギー利用に向けた取組方針」及び「メタン発酵ガス化発電等の導入にあたって留意すべき事項」の策定について
機関 鹿児島県
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード バイオマスエネルギー | メタン発酵 | 方針 | 鹿児島県 | 熱利用 | 家畜排せつ物 | ガス化発電
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