新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業」において、2テーマを新たに採択したと発表した。同事業は、バイオマスエネルギー利用に係る設備機器の技術指針、システムとしての導入要件の策定に向けて、バイオマス種(木質系、湿潤系、都市型系、混合系)ごとに地域自立システムとしての事業性評価(FS)を実施するもの。今回採択されたのは、1)食品加工残さ等と家畜ふん尿の混合メタン発酵処理による大規模植物工場への熱供給システム、2)小型分散による鶏糞メタンガス発電システム導入と熱利用、となっている。