環境省は、平成28年度低炭素化に向けた公共交通利用転換事業に係る補助事業者の採択結果を公表した。同事業は、地方都市部をはじめとした地域において、自家用自動車からCO2排出量の少ない公共交通へのシフトを推進するため、以下の事業の実施に要する経費の一部を補助するもの。1)公共交通への転換を推進するための公共交通利用転換事業計画の策定(公共交通利用転換事業計画策定事業)、2)策定された計画の具体化のために必要となる事業(公共交通利用転換事業)。今回、補助事業者を募集したところ5件の応募があり、厳正な審査の結果、以下の事業者による5件を採択した。1)神奈川県藤沢市:公共交通利用転換事業(継続)、2)神奈川中央交通(株):公共交通利用転換事業(継続)、3)福岡県福岡市:公共交通利用転換事業(継続)、4)西日本鉄道(株):公共交通利用転換事業(継続)、5)奈良交通(株)・スマートモビリティーワーキング参加事業者・六甲産業(株):公共交通利用転換事業(新規)。