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 (独)宇宙航空研究開発機構、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)搭載センサの初観測データ取得

発表日:2009.02.09


  (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成21年1月23日に種子島宇宙センターから打ち上げた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)が、初の観測データを取得したと発表した。今回公表されたのは、「いぶき」搭載の温室効果ガス観測センサ(TANSO-FTS)による波長ごとの光の強さ(スペクトル)や、雲・エアロソルセンサ(TANSO-CAI)による疑似カラー画像などの観測データ。TANSO-FTSの観測データと国立環境研究所のシミュレーションデータの比較結果によると、両者が概ね一致しており、TANSO-FTSが正常に機能していることが確認できた。JAXAでは、今後も引き続き初期機能確認(打上げ後3か月間)を行った後、国立環境研究所及び環境省と共同で、地上観測データとの比較などによるデータの精度確認や、データ補正等を行う初期校正検証作業を実施する予定という。

情報源 (独)宇宙航空研究開発機構 プレスリリース
機関 (独)宇宙航空研究開発機構
分野 地球環境
キーワード 宇宙航空研究開発機構 | JAXA
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