三菱電機(株)は、シンガポールのセムコープ社と、オゾン水洗浄式・浸漬型膜分離バイオリアクター(MBR)を工業排水の処理・再生システムに適用するためのラボ実験を共同で行うことに合意し、覚書(MOU)を締結したと発表した。シンガポールでは水資源不足が深刻化しているが、下水や工業排水の再利用を積極的に進めることにより、現在水需要の30%を再利用水でまかなうことが可能と考えられている。三菱電機が開発した新型MBRは、従来型MBRと比較して、下水・工業排水再生システムの省エネ化・コンパクト化が実現可能なシステム。今回の共同実験は、シンガポール経済開発庁(EDB)とセムコープ社が共同で実施している実証試験や共同研究の一環として行われるもの。セムコープ社が管轄するジュロン工業団地の排水処理プラントの汚泥を用いて、新型MBRの工業排水処理における基本性能を検証するという。
情報源 |
三菱電機(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱電機(株) |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 工業排水処理 | シンガポール | 三菱電機 | 水処理 | MBR | 膜分離 | 再利用 | ろ過 | EDB | セムコープ社 |
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