三菱重工業(株)は、シンガポール公益事業庁(PUB)と、高度な水処理・再利用技術の開発で協力することで合意し、包括的な覚書(MOU)を締結したと発表した。同国西部に位置するジュロン工業地区では、政府の外国企業誘致策が奏功して造船・石油精製・化学・鉄鋼・機械などの企業集積が進み、この地区の排水を安定的に処理し、効率的に再利用するプロセスが必要となっている。今回の覚書による最初の取り組みとして、PUBが保有する水再生プラントで、同地区における工業排水処理と水再生利用を対象とした、先進の水処理・再利用技術の実証試験プロジェクトを進める。同社はこれらを通じて、同国の環境保全に貢献するとともに、スマートコミュニティ向け水インフラの実用化を目指していくという。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュース
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機関 | 三菱重工業(株) |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | シンガポール | 三菱重工業 | 排水処理 | 環境保全 | 実証試験 | 再生利用 | 再利用 | PUB |
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