埼玉県は、同県内における2014(平成26)年度の温室効果ガス排出量を公表した。「ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050(改訂版)(埼玉県地球温暖化対策実行計画)」では、2020年における埼玉県の温室効果ガス排出量(需要側)を2005年比21%削減することを目標としている。今回、2014年度の温室効果ガス排出量(需要側)は、3,849万トン-CO2で、基準年度(2005年度)比448万トン・10.4%の削減、前年度比61万トン・1.6%の削減となった。また、電力供給側を含めた温室効果ガス排出量は、4,283万トン-CO2で、前年度比161万トン・3.6%の削減となった。今後は、産業・業務部門の更なる削減の取組とともに、家庭・運輸部門の取組や、再生可能エネルギーの活用に重点を置いた施策を実施し、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいくという。