環境省は、政府実行計画に基づき、平成29年3月24日、「環境省がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出削減等のため実行すべき措置について定める実施計画」(以下、環境省実施計画)を策定した。政府では、地球温暖化対策推進法に基づき、平成28年5月、政府のオフィス等に関する温暖化対策の計画である政府実行計画を策定した。また、同実行計画では、関係府省ごとの実施計画を策定することとされている。今回策定された環境省実施計画では、2013年度を基準として、環境省の温室効果ガス排出量を2030年度までに40%、中間目標として2020年度までに10%削減するという目標を設定し、LED照明の導入や働き方改革(残業時間縮減による夜間のエネルギー消費量の削減)等の措置を講ずることとしてしている。