環境省は、平成28年度地域経済と連携した省CO2化手法促進モデル事業に係る補助事業者を決定したと発表した。同事業は、リース手法を用いて複数の施設を一括で改修し、初期コストを低減しつつコストメリットを享受するリース方式(バルクリース)の導入に係る費用の一部を支援するもの。中小規模地方公共団体が、地域のリース会社・地元工事会社等を活用して複数の公共施設を一括して省CO2改修を行うことで、地域内で資金を循環させながら公共施設を一括改修するスキームのモデルを形成することを目的とする。今回、公募期間中に応募のあった5件の提案について、専門家で構成する外部委員会において厳正なる審査を行った結果、静岡県吉田町、新潟県妙高市、高知県南国市の3件が採択された。