国立環境研究所、高知大学、東北大学、日本大学、東京大学の合同研究チームは、東日本大震災に伴う巨大津波で激減した干潟の巻貝の遺伝的多様性の変化を解析した。合同研究チームは、2004年から2015年までの約10年間にわたり、仙台湾沿岸と周辺海域の6つの干潟に生息する巻貝ホソウミニナを調査してきた。今回、2011年に発生した東日本大震災の前後のデータを比較した結果、ホソウミニナの個体数(生息密度や体のサイズ)は激減しているが、遺伝的な多様性(遺伝子型の数)は減少していないことを突き止めた。今回の成果は、ホソウミニナが、大津波のような自然災害に対して高い頑強性を持つことを示唆しているという。
情報源 |
国立環境研究所 報道発表
高知大学 インフォメーション 東京大学大気海洋研究所 プレスリリース 東北大学 プレスリリース |
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機関 | 国立環境研究所 高知大学 日本大学 東京大学 東北大学 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 国立環境研究所 | 東京大学 | 東北大学 | 干潟 | 東日本大震災 | 津波 | 高知大学 | 遺伝的多様性 | 日本大学 | 巻貝 |
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