国内ニュース


 神戸市、ミドリガメの捕獲活動に対して3~5万円を助成

発表日:2017.04.13


  神戸市は、平成29年度神戸市アカミミガメ防除活動助成事業を実施すると発表した。同市内に広く生息するアカミミガメ(通称:ミドリガメ)は、神戸版レッドデータ2015のブラックリストに選定されており、同種の侵入により、在来のイシガメの生息域減少や、希少植物に対する食害が生じうると懸念されている。今回実施する事業は、アカミミガメを防除することにより、河川の生態系を保全するとともに、生物多様性に対する市民の理解を深めるため、神戸市内でアカミミガメの防除活動を行う団体について、その活動をアカミミガメの捕獲数に応じて助成するもの。対象活動の要件は、1)神戸市が指定する河川、ため池等(平成29年度は西区明石川水系)で行われること、2)捕獲機材を3つ以上、連続2日以上設置すること、3)機材の設置又は回収時に、アカミミガメの防除に関する講習会を開催することで、助成金額は、0~15匹3万円、16匹~30匹4万円、31匹以上5万円となっている。

情報源 神戸市 記者発表資料
神戸市 アカミミガメ防除活動助成事業の実施について
機関 神戸市
分野 自然環境
キーワード 生態系 | 河川 | 防除 | 神戸市 | 侵入種 | ブラックリスト | アカミミガメ | ミドリガメ
関連ニュース

関連する環境技術