東芝キヤリア(株)と東京電力(株)は、空冷式の氷蓄熱ユニットとして業界最高のエネルギー消費効率(COP)を達成した商品を共同開発し、2009年6月より東芝キヤリアが販売を開始すると発表した。氷蓄熱ユニットは、夜間電力を利用して製氷し、その氷を昼間の冷房に利用できるため、冷房負荷が昼間に大きく集中する中・大規模建物(商業施設・複合ビルなど)の電力負荷平準化に有効とされている。両社が今回開発した氷蓄熱ユニットは、高効率空冷ヒートポンプチラーを氷蓄熱仕様に改良した熱源機と、専用の氷蓄熱槽、制御ユニットをパッケージ化したもので、業界最高のCOP(夜間の製氷時:3.6、昼間の追掛運転時:4.6)により、CO2排出量を従来の氷蓄熱ユニットに比べ約22%、燃焼式の熱源機に比べ約26%削減できる。また、ランニングコストも従来の氷蓄熱ユニットに比べ約30%、燃焼式の熱源機に比べ約33%低減可能という。