東芝キヤリア(株)と東京電力(株)は、多様な冷温熱負荷や用途に対応した高効率の空冷ヒートポンプ式熱源機を開発・販売し、2010年10月より東芝キヤリアが販売を開始すると発表した。この熱源機は、世界最大容量のインバータツインロータリー圧縮機の採用により、従来対応できなかった中間温度域(25~35℃)での送水も可能となるなど、ヒートポンプ活用範囲を拡大。また、COP6.30という高効率を達成し、エネルギーコストの削減、及び省CO2化などを実現した。さらに、オールインバータ採用による緻密な温度制御や新開発の制御システムにより、各種建物の省エネ空調や、データセンターでの対物温度調節など、多種多様な用途に対応している。同製品は、連続設置を可能とする30、40、50馬力の各機があり、それぞれに冷却加熱兼用と冷却専用のシリーズを用意するとともに、標準タイプと高COPタイプ(散水装置付)の2種類を取り揃えるなど、顧客ニーズに応じた商品提供が可能という。
情報源 |
東芝キヤリア(株) プレスリリース(PDF)
東京電力(株) プレスリリース |
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機関 | 東芝キヤリア(株) 東京電力(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ヒートポンプ | 省エネルギー | CO2 | 東京電力 | COP | 高効率 | データセンター | インバーター | 東芝キヤリア | 冷温熱負荷 |
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