新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、新材料として多様な応用が期待されるセルロースナノファイバー(CNF)に関する新たな研究開発2テーマに着手すると発表した。NEDOでは、「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発」(2013~2019年度)において、石油由来化学品原料からの転換や二酸化炭素排出量の削減を目的として、非可食性バイオマスから最終化学品までの一貫製造プロセスの開発に取り組んでいる。今回、CNFの社会実装をより確実なものとするため、1)安全性評価手法の開発と、2)木質系バイオマスの効果的利用に向けた特性評価に取り組む。事業期間は、2017~2019年度である。