新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、超臨界地熱発電技術について実現可能性の調査に着手すると発表した。温室効果ガス排出量の削減に有望な革新技術とされている「超臨界地熱発電」は、従来よりも高温高圧の地熱資源を活用する発電方式であり、1発電所あたりの大出力化が期待されている。今回の調査では、1)超臨界水の状態把握および地下現象の予測シミュレーション技術の検討、2)超臨界地熱発電の実現に必要な材料・機器の検討、3)超臨界地熱発電システムの経済性評価、4)環境影響の最小化と安全性確保の検討を実施する。なお、2016年4月に内閣府が公表した「エネルギー・環境イノベーション戦略(NESTI2050)」では、超臨界地熱発電技術について、2050年頃の普及を目指している。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 公募情報 |
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | シミュレーション | 地熱発電 | 調査 | 経済性 | 環境影響 | 実現可能性 | 超臨界 | 地熱資源 |
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