新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、地熱発電の導入拡大に向け、新たな研究開発テーマに着手すると発表した。2011年の東日本大震災以降、再生可能エネルギー導入拡大が望まれる中、世界第3位となる地熱資源を有する日本では、ベースロード電源として活用可能な地熱発電が大きな注目を集めている。NEDOでは今回、「地熱発電技術研究開発」(2013~2017年度)において、以下の研究開発テーマに着手する。1)事業採算性と環境保全を考慮したバイナリー発電システムに供するタービン発電機の開発設計、2)温泉と共生した地熱発電のための簡易遠隔温泉モニタリング装置の研究開発、3)還元熱水高度利用化技術(熱水中のスケール誘因物質の高機能材料化による還元井の延命・バイナリー発電の事業リスク低減)、4)シード循環法によるシリカスケール防止技術の研究開発。これらの研究開発により、今後のさらなる地熱資源の有効活用、地熱発電の導入拡大を目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | モニタリング | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 地熱発電 | タービン | シリカ | バイナリー発電 | 地熱資源 |
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