新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、再生可能エネルギー熱利用の低コスト化と普及促進を実現するための技術開発6テーマに着手すると発表した。再生可能エネルギーにより発生した熱を直接利用することは、電力への変換や送電等のロスを伴わないことから、電気利用と比較して効率が高く、エネルギー利用形態の多様化を図ることが可能である。また、エネルギーセキュリティー確保に大きく寄与できることが期待されている。一方、得られる性能に比べて導入コストが既存技術より割高であることなど、多くの課題を抱えている。今回、都市域での地中熱利用システム普及に貢献する技術開発や、再生可能エネルギー熱を利用するシステムの性能を適正に評価するシミュレーション技術開発など、新たに6テーマを採択した。これらにより、2018年度までに地中熱利用システムについて導入コスト・運用コストをそれぞれ20%低減、その他再生可能エネルギー熱利用システムについて導入コストを10%程度低減することを目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 地中熱 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 技術開発 | シミュレーション | コスト | 熱利用 |
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