三菱日立パワーシステムズ(株)は、業務・産業用に開発した固体酸化物形燃料電池(SOFC)とマイクロガスタービン(MGT)の組み合わせによる「加圧型複合発電システム」を市場投入すると発表した。同システムは、900℃で作動するセラミックス製SOFCにおいて、1)都市ガスを改質して作り出した水素や一酸化炭素と酸素を反応させて発電し、2)加圧型SOFCの特性を活かして発電効率の向上を図り、3)MGTタービンを、SOFCの残燃料と残空気の燃焼ガスで駆動させ、4)さらに残りの熱を蒸気または温水として回収するもの。同社によれば、2015~2016年度まで、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業により250kW級の実証機を国内4か所に設置し、市場投入に向けた技術実証(耐久性の検証、実負荷環境として起動停止試験や負荷変化試験など)を行い、その成果を反映させたモデルであるという。
情報源 |
三菱日立パワーシステムズ(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱日立パワーシステムズ(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | コージェネレーション | SOFC | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 都市ガス | 固体酸化物形 | ガスタービン | 熱電併給 | 三菱日立パワーシステムズ |
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