日本ガイシ(株)は、フランス電力公社(EDF)グループの再生可能エネルギー事業会社、EDFエネルジー・ヌーヴェル(EDF-EN)社と、大規模太陽光発電(メガソーラー)と風力発電の出力安定化のため、2010年から5年間にわたり総量150MW(メガワット)のNAS(ナトリウム硫黄)電池システムを納入する長期パートナーシップに基本合意したと発表した。欧州では、CO2排出量の大幅削減のために、2020年までに自然エネルギー発電の比率を20%まで引き上げることとしており、電力系統が弱い離島などでは、メガソーラーなどが大規模に導入される見込みである。その際、系統安定化に必須の大容量蓄電池として、NAS電池が注目されている。同社とEDFは、東京電力(株)の協力により、インド洋の仏領レユニオン島に1MWのNAS電池を自然エネルギー発電併設のデモンストレーションのために設置し、本年秋に稼動する予定という。
情報源 |
日本ガイシ(株) ニュース
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機関 | 日本ガイシ(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 日本ガイシ | フランス | NAS電池 | 自然エネルギー | 電力系統 | 離島 | 東京電力 |
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